「ようゆう会」は経営・ビジネス~文化まで勉強・話題にしていこう、という「講演+文化」の交流会。おかげさまでほぼ丸7年、41回目の開催となります。
今回は、大学教授に転進された元サラリーマンの貴重な体験談をご披露いただきます。また、講演終了後の任意参加の懇親会では、昨年、好評だった新作の「紙芝居オペラ」を、冬の芸術・風物詩として芸術家4人の生演奏で再演します。
みなさまの参加をお待ちしております。
2016年11月 ようゆう会世話人一同
テーマ
「サラリーマンと趣味を両立し、大学教授になる方法」
~組織の中でも外でも“よゆう”をつくる~
1部 講演
flier-041-1「ようゆう」会は、余裕、遊、よく言う、をひっかけたネーミング・・・より良い経営・ビジネスには、ゆとり・すきまを意味する「遊び」の側面が重要、との思いからのスタートでした。
「遊び方がうまい」といわれる人がいます。ふざけすぎた「遊び人」という感じではなく、とくにビジネスの世界では、趣味も仕事も充実している人のこと。
比較的お金と時間に不自由の少ない経営者的な人なら、仕事と趣味を両立させることは容易かもしれません。しかし、企業でバリバリの管理職をしながら「遊ぶ」(余裕をもつ)ことは簡単なことではないでしょう。
“遊び”があるからこそ、仕事に余裕がうまれ、人とのつながりが広がり、次の人生へのステップアップの選択肢もひろがる。
こうした見本のような人が、元サラリーマンの滝川宜信さんです。
滝川さんにはずっと以前に、ビジネスマンとしての「趣味の方法」を教えていただきました。と同時にボランタリーの心も。ようゆう会が、文化系の勉強会としての特徴がだせているのも、滝川さんのような品のいい「遊び人」のお手本があったからです。
今回、長年のおつきあいもありご無理を言って、やや奇抜で貴重な演題・体験談をお引き受けいただきました。会社のなかにいても、組織から出て独立・自立しても“よゆう”のつくりかた・あり方は大切かとおもいます。
ご関心の方、よろしくご参加くださいますよう。
2部 「紙芝居オペラ上演と、懇親交流会」”冬の芸術・風物詩” ペーパーオペラ上演
flier-041-2昨年好評だった、芸術家たちの「意志の結晶」である作品(紙芝居オペラ)を、味わう趣向ー。
物語と舞台と音楽の融合・・・2015 年10 月3 日(ミズノメセナ)と12 月16 日(ようゆう会)で初演された名古屋発の日米合作、紙芝居オペラ「月と珈琲の物語」。この新作の舞台・音楽作品が、この一年で上演7 回を予定する作品となりました。
オペラやミュージカルへの挑戦は芸術家たちの憧れですが、実現、さらにマネジメントもふくめ何度も上演にのる成功作を送り出すことはきわめて、まれ。新商品やサービスがリピートを繰り返して定番商品となるのが、とても難しいのと同様です。
日本人より日本(名古屋?)人的なアメリカ人作曲家、ジェイソン・テイラーさんが、自ら「ペーパーオペラ」を名乗り、友人のマルチ文化職人(版画家、珈琲焙煎士ほか)小島伸吾さんの新作台本・作画への作曲にチャレンジしたもの。珈琲焙煎店の経営者でもある小島さんの台本は、世界的に知られたコーヒー発祥の寓話をもとにしており、なんと珈琲を絵の具にして描かれた味わい深い紙芝居です。
ムーンピロー・アンサンブルの(3 人の一流ギタリストによる)高度で繊細な生演奏とともに、約30 分の新たなバージョンで皆さまにお届けする予定。
ようゆう会では、年末恒例の“ 第九”のように、冬の風物詩としての上演を後援してゆきたいとおもいます。
新年の夜長、ペーパーオペラを、飲食とともにお楽しみください。
(ようゆう会世話人代表 滝澤道幸)