4月にホームページをリニューアルし、スマートフォンサイトに適応したサイトをオープンさせていただいた稀楽様(㈱ALIVE)より、いきなりうれしいご連絡をいただきました。
リニューアルオープンした初日、お昼頃、「もうすでに1件問合せがありましたよ」と教えていただきました。
4月から電車の吊革広告をはじめられたということで、その反響もあるとは思いますが、乗車客は「吊革広告→ホームページ」にアクセスした際に、スマホで表示されるのがPCサイトだったら、見づらくてそれだけで逃してしまう、と考えていました。
ちょうどグーグルが4月から、スマートフォンサイトに最適化していないサイトはスマホでの検索結果の順位を下げると発表がありました。商工会主催のセミナーであるマーケティングコンサルタントは「いやいや、ほんとうに検索結果が下がるかどうか分からないから、様子見でいいですよ。ここぞというばかりに、制作会社から営業の電話がかかってきますから、みなさん焦るとかもしれませんが、様子をみていいですよ」なんとことをおっしゃっていました。
なので、私は提案する側として、半信半疑のところでした。しかし数日後、グーグルから通達が来ました。グーグルパートナーズ経由のメールでした。「スマホサイト化していないサイトは、スマホ検索にて検索順位を下げる」と。
これ、グーグルは本気で考えているなと思ったんです。毎月のアクセス解析でも、スマホユーザーが閲覧している割合がだんだんと増えてきて、40%を超えてきました。そんなときのサイトリニューアルのお話でしたので、スマホサイト化を念頭に置いて制作したのでした。
結果的に、稀楽さんの広告戦略も「吊革広告→スマホサイトで検索→スマホサイトを見る→スマホで問合せ」という流れが作れ、問合せにつながりました。
いかがでしたでしょうか。広告戦略を考える時、どんなお客さんにアプローチをするかによって、活用する媒体はかわってきます。お客さん像が具体的であれば絞り込みができますので、ぜひ皆さんもやってみてください。